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電気工事の人「地域企業の成長を自らつくる」北海道函館市 大鎌電気(株) 代表取締役 大鎌幸雄さん  

みなさんこんにちは、Ampを主宰する藤田勝彦です。

すばらしい電気工事業界の魅力を世の中につたえるのが仕事です。

兵庫県で電気工事会社を経営しています。 ワクチン2回目が終わって数日がたっておりますが、まだまだ安心はできない日々が続いております。

すばらしい若者と出会いました。 ようこそ神戸へ!

地域をしっかり意識した新しい顧客の作り方に心から敬意を表します。 大変勉強になりましたし、地域での顧客創造という意味で他にみない素晴らしいモデルだと思いました。そんな若き大鎌代表にSDGsの活動をはじめ色々お聞きしながら対談がはじまりました。

フジタ: よく神戸までお越し頂きました!ほんとうにうれしいです。 先日オンラインで少しお話させて頂いてからもう1か月後には会えましたね。その行動力にも敬服します。

オオカマ:藤田さんからSDGsの話がしたいとお声かけ頂いて大変うれしかったです。

フジタ:大鎌代表は自社でSDGsはどういったことに取り組んでおられますか?

オオカマ:当社ではSDGs推進室長を当時新入社員だった(現在入社2年目)女性社員に任せています!

フジタ:新入社員!おもしろい人事ですね~ そして適任!

SDGsに早く取り組むことは良いことしかないです

オオカマ: SDGsを推進していることを発信することで、様々な企業や団体からお声かけ頂き、さらに発信の機会を頂くことになります。それだけでも大変ありがたいことですが、その発信を私でなくて、社員が行うことで、さらにみなさんから驚かれ、当社への関心を深くもっていただくことができます。 早く取り組むことは色々良いことがあります。

フジタ: すばらしいプレゼンテーションですね!

オオカマ: 藤田さんにとってSDGsは何ですか?

フジタ: 私にとっては、あくまで「ありがたい営業ツール」です。世界のみなさんが、このテンプレートに合う事業活動を行えば褒めてあげるよ~と言ってくださっているので、自社の価値アップもお客様企業の価値アップも両方ともSDGsテンプレートで進めていくだけです。まだまだ同業者でSDGsテンプレートで会社の価値を設定し直している会社は少ないように思います。

オオカマ: それぞれの視点があって面白いです。 私はSDGsのアウトサイドインゲームといってSDGsの考え方をゲームを通して理解するワークショップセミナーを開催するインストラクター資格を持っていまして、自社をはじめ、地元の様々な会社や団体で開催をしています。

フジタ: おもしろいですね! 自社だけじゃなくて、地域で開催するのはなぜですか?

大鎌代表の会社ホームページ

北海道函館市で電気工事・空調設備工事なら大鎌電気株式会社 (ookama.co.jp)

SDGsの取り組みや会社の価値を高める活動事例がたくさんあり大変参考になりました。

「知」「学びの場」の提供で地域企業の成長に貢献する

オオカマ: 私は今ご紹介したSDGsだけでなくて、MGといって元SONYの井深さんの指示で、当時のSONY人事部に所属していた西順一郎氏が開発したマネジメントゲームの主催を地元函館でしていたり、TOCといって、イスラエルの物理学者E.M.ゴールドラット博士が提唱した業務の全体最適化を行い生産性を改善する理論のインストラクターを習得し、主催したりしています。 別に主催や講師費用で利益を得ようとしているのではなくて、ワークショップを地域で開催することで「地元企業を元気にする」のが目的で、それが自社の市場活性につながると信じて活動しています。

フジタ: 「知」「成長」の提供で地元企業とつながっていくモデルを展開している同業者を私は聞いたことがありません。 なかなか面白い手法ですね!!!  そこで得たつながりは、当然自社の見込み客リストとして加えていけるわけですし、すばらしい囲い込み手法だと思います。

函館市で大鎌代表が実際に提供されているワークショップ

(地域唯一のポジション取りとしっかり継続されているのがスゴイです!)

MG(マネジメントゲーム)ワークショップ

【10/02-10/03】第5回はこだてMG(マネジメントゲーム)~学び合いの仲間づくり~ | Facebook

Facebook第5回 はこだてMGご案内

TOC (Theory of Constraints) ワークショップ

満席御礼!【業務改善を効果的に実践できる】第3回はこだてTOC | Facebook

オオカマ: 様々な企業さまでSDGsどう取り組めばいいのか迷っている会社もかなり多いかとおもいますが、実はすごくハードルが低く、すぐにでも一歩を踏み出せることだと伝えたいです。

フジタ: SDGsはあくまで「褒められテンプレート」なので、すでに頑張っている今の自社活動に重ね合わせるだけなんですけど、何か新しいことに挑戦しなくてはいけないという気分になってしまうのではないでしょうかね。

御社が実践されているように、まず電気工事会社、電気工事業界が率先して自社取り組みして、地域へ情報共有していく立場となるというのは、今から取り組んでいくべきことではないかと思いますね。 なぜなら私たちは、そもそも「サステナブルな世の中をつくる」大切な役割を担っている仕事ですから、これからの人材確保や営業活動のためのプレゼンテーションとしては最高の取り組みかと思います。

最初は不安払しょくのためでした

オオカマ: 8年前に父の急逝でそのとき勤めていた会社を辞めて、今の会社に戻り、経営もしたことない、「電気工事」も全く未経の状態からスタートして不安しかありませんでした。 先ほどご紹介させて頂いた、SDGsやTOCインストラクター資格の取得などは、何もなかった自分にとって不安払しょくのためだったと思います。

フジタ : その辺りの気持ちすごくわかるな~。 でも「自信をつける」のようなものだった「ツール」をしっかり自社の成長に活かしておられるのが、本当にすごいと思います。 最初は自分のためだったものが、自社のため、地域のためと進化しておられるんですね。

オオカマ: 最近は社員とも活動の目的を共有できるようになり、「社長何をやっているのかな」が払しょくされたように思います。

フジタ : そのお気持ちもすごくよくわかります。 社員への共有をどの時点でするべきなのかいつも迷います。 正解不正解わかりませんが、かなり勝手に進めてからムダを削り落としてから理解を得る行動に移しているかもしれません。 まだスタートしたばかりのときに、それになぜチャレンジしているかの理解させる時間、労力がムダだなと思っています。こういうこと言うと批判を受けそうです(笑)

「ユキオさん」と呼ぶんです

オオカマ: 実際はそういうものかもしれません。 一度社員みんなの前で自分の不安な気持ちを吐露したことがあって、それから社員も自分のことを理解してくれようとするようになったし、そもそもの距離が近くなって、色々なことの共有の深度が増したように思います。当社の社員はみんな若いのでその距離感がフィットしているのかもしれません。

私のことを「ユキオさん」と呼ぶ社員もいますし(笑)

フジタ : 確かロート製薬さんもそんな文化感だったと思います。 雰囲気が伝わってすごくいいですね! 私はそれ絶対できないタイプなのですごく羨ましいです。 いいなあ。

オオカマ: とにかく「キャッキャッ」しています(笑) 先日ある電力会社さんと当社で就職先を迷っていた学生が当社に入社してくれました。 地元企業で働くことを決意してくれたこと、そして当社を選んでくれたこと、両方うれしいことでした。

フジタ : いい話ですね~。 地元企業で気持ちよく働ければ、みんな本当はそれが一番うれしいことだとおもいます。御社がそう思わせることを提供できたことは大変すばらしいなあ。 会社の雰囲気のリアルがしっかり伝わるのは中小企業の強みですもんね。 大手企業の社員インタビュー見てもそれ以外の2000人の皆さんほんとのところどうなの?と思ってしまいます(笑)

オオカマ: 今度是非当社に来てください。 みんなに色々教えてあげて欲しいです。

フジタ : 私が何かお教えするなどおこがましいですが、「大鎌社長や会社がこんなに素晴らしいと私は思っています」というメッセージはできると思います。 同業他社の社長に話させるならそれが一番有効かと思います。 なかなか社員の方も同業者からどう見られているか耳にする機会も少ないかと思いますので、社長の思い共有のお手伝いできればと思います。

電気工事会社は色々な由来の人が経営すれば面白い

オオカマ:   藤田さんはこの業界はどういう経緯で入ることになったんですか?

フジタ: 私は外国語大学卒業で全く電気工事と関係ないバリバリ文系でした。卒業後DXアンテナというマスプロ電工などの競合メーカーにあたりますアンテナメーカーの海外事業を行う子会社に就職することとなりました。 当時起業したいと考えていたので、とにかく一年目から責任を持って働かせてもらって早く仕事、世の中を勉強できるような小さ目の会社を探していました。

オオカマ: また変わった経歴ですね。

フジタ: 最初、起業するのも、途中で入るのも同じだし、なんだったら、ちょっと楽して前に進めるくらいの感じで、今の会社に入ったのですが、技術も経営も理解していないので、何が自分の役に立てるのか全く見えていませんでした。苦労というか、勉強することで突破できるという考えも持っていませんでした。まさにその日暮らしでした。しんどかったな~、勝手にひとりで(笑)

オオカマ: 藤田さんもそんな時あったんですね!

フジタ: そんな時まあまあ長いです。 その暗黒の8年間くらいを取り戻そうと少々生き急いでるときありました(笑) 大鎌代表は本当に短い時間でここまでご自身の方向付けをされて本当に素晴らしいと思います。

電気工事は技術も大切ですが、技術を通じて、顧客に何をもたらすのかも大切なので、それをデザインすることが得意な人が電気工事会社の社長をしてもいいと思います。 大鎌代表はそういう人だと思います。 今となっては、「電気工事」って本当にありがたい仕事だと思いませんか。

オオカマ: 私も本当に楽しい、ありがたい仕事だと思います。 これからお互いで色々勉強して成長意欲のある人たちと繋がっていきたいですね。

フジタ: ホンマそうですね。 Ampとしても大鎌代表のような面白い「電気工事の人」を発掘して、世の中に発信していきたいとおもいますので今後ともよろしくお願いいたします。

本日は本当にありがとうございました。 次回は私が函館へ参りますのでよろしくお願い致します。

さあ、今から神戸名物、神戸サウナ行きましょう!!

−最後まで読んで頂いてありがとうございました。