本文までスキップする

「Amp」のかたちをつくってくれた人たち

みなさんこんにちは、Ampを主宰する藤田勝彦です。

すばらしい電気工事業界の魅力を世の中につたえるのが仕事です。

兵庫県で電気工事会社を経営しています。

自分のこれからの活動のために、WEBサイトをつくろうとネットで色々探しだして、せっかく新しいことを始めるのだから、今までにないパワーを得られる人たちとつながりたいと。

写真左から

ウイルスタイル(株) 池添 優樹さん

Amp         藤田 勝彦

ウイルスタイル(株) 坂口 浩介さん(代表取締役)

ウイルスタイル(株) 奥田 峰夫さん(取締役CTO)

今回はAmpのWEBサイトをつくってくださったウイルスタイル(株)(神戸市)のみなさんのご紹介とWEBサイトの力やそれを作っていくこと、みなさんの仕事観など色々なお話させて頂きました。 Ampが始まって2か月、お会いするみなさんから「Ampのサイトだれが作ったんですか?」のご質問を頂くことが多いので。

最初は「カッコいい」と「ビューを稼ぐ」が欲しいだけでした

フジタ: Ampのサイトは本当にみなさんから好評で、色々な方にだれが作ったの?という質問をたくさん頂きますので、皆さんにご紹介したいと思いまして今日の時間を頂きました。

サカグチ: こちらこそ、こういった時間を作ってもらって大変感謝しています。

フジタ: 最初はお会いした時は、私の中ではWEBサイトの役割を「この活動のイメージを伝える」と設定していたように思います。だからとにかく業界にすでにある「カッコよさ」を伝えたいと思っていて、電気工事の職人さんの作業の姿を背景とした、そんなものをプロにお願いしようという思いでした。

サカグチ: 確かにそんな資料も用意されていましたね。

それはなんか違うと思います。

フジタ:  最初の面談のとき、それとは別に、この新しい事業で何を誰にもたらしたいのか、かなりの長い時間お話を聞いてくださったことを覚えています。 実際私としては新しいことを始める不安で、当時常に「自分の味方が欲しかった」気持ちが一番占めていました。

2回目の打ち合わせだったか、坂口さんは「このサイトは、職人さんのカッコいい姿とかは違うと思います」と言われましたね。

サカグチ:藤田さんのやりたいことは、外に向いているはずで、もっと様々な世界と繋がっていくもので、なんか違うと思ったんです。

フジタ: 私もそのときしっかりと腹落ちしたわけではありませんでしたが、私の役割は、「業界が魅力的であるからこそ、外にいる人とうまくコネクトして、魅力を引き出してもらうこと」だと、そこはしっかりした信念がありましたので、それをご理解して頂いた上で言ってくださることなので、全部言うことを聞こうと思えました。

サカグチ: 私は結構ハッキリ思ったこと言う方なんで(笑)

実際私は藤田さんの考えや、業界全体の魅力発信を世の中様々な人に受け入れられる形でするという世界観を発信するべきであって、今までの業界にある延長ではいけないと思ったんです。

フジタ: そういえば、最初の打ち合わせでは、私は不勉強によって失敗してきた過去についても色々お話させて頂いて、というよりついつい話してしまって、同じ失敗を同じ業界のこれからの人にしてほしくない気持ちが、今回の事業立ち上げの源になっていることに気づかされたり、坂口さんと話していると、本当に自分のやりたかったものの形が段々見えてくるような気がしていました。

サカグチ: 私たちの仕事の進め方は、クライアントの話を聞きまくることに時間をかけます。とにかく聞きます。  なぜならそのほうが、やり直しやムダな作業がなくなるからです。 まさに「効率」のためです。 私たちの効率が良ければ、クライアントも早く事業やサービスを開始できるわけですからお互いに良いことしかありません。

フジタ: こういう話「効率」というワードなじみにくく思う人いるかもしれませんが、最終的にWEBサイトがもたらしたかった結果に無駄なく到達するという意味でも、誰に、何を、どのようにを明確にして進めることが、当たり前のことですが本当に大切だと思います。 ここが揺らいだまま進めるほどムダなことはないと思います。 実際過去には何回もやり直したり、リリースに時間かかったりした経験あります。

ウイルスタイル株式会社さま WEBサイト

AmpのWEBサイト・ロゴ・ネーミングの全てを制作してくださったウイルスタイルさんです。

自分、自社に向き合って、会社の成長を真剣に考える人に、真剣に応えてくれる最高のクリエイターチームだと思います。 WEBサイトをつくるというより、事業成功の形づくりの過程体験といった方がよいかもしれません。

Will Style Inc.|神戸にあるウェブ制作会社

業界でない人にどう接続するのか

フジタ:今回の事業のテーマである「業界でない人とのグッドコネクション」は、結局私も業界の中にいる一人なので、坂口さんのように業界以外の方の目線で見て頂きながらでしか作っていけないと思いました。私が一人でいくらたくさんの良いインプットをしても結局業界の人としてのアウトプットになってしまいますもんね。 業界全体も今までそれを繰り返してきていると思います。

サカグチ: 藤田さんは業界の人かどうか怪しいです(笑)

フジタ: それ、よく言われます(笑) それこそ、御社の進め方も私が体験したことあるWEB制作される会社とは、全く違っているように思いましたよ。「制作」が仕事ではなくて「もたらしたい結果をつくる」ことを仕事にされているのでスゴイと思いました。

サカグチ: 私たちも完全保証できるわけではありませんが、お客様に依頼されたことをただ形にする「作業」はしたくないです。とにかくクライアントと「結果」をつくることをWEBやクリエイティブを通して実現したいだけです。

「作業」の依頼は断りますよ(笑)

フジタ: ホントに素晴らしいですね。 世の中「作業」をするWEBの会社であふれていますもんね。

うちの業界、74%が自社ホームページを持っていないんです

フジタ: 先日業界団体のアンケート結果で、自社ホームページを26%しか持っていないという結果がでました。入職者がいなくて困っているといいながら、この状況でなんとかやっていけてる電気工事業界が「スゴイ」という言い方もできますが(笑)

サカグチ: それ、ものすごいチャンスですよね。 星の数ほどある電気工事会社から誰かが選んでくれることを望んでWEBページはあるわけで、ちゃんと考えられたページを持っていれば、それだけで高確率で見てもらえるんですから。

今年当社は今年6人の新卒採用をしました。 いつかの時から当社の奥田と、「採用にかけるコストをゼロ円にしよう」と決めました。 自分たちはWEB制作をしているわけで、自社WEBページやSNS等の発信を組み合わせてそれを実現しようと活動してきました。今年の6人のデザイナーたちは、まさに採用コストゼロ円で、向こうから望んで来てくれました。

フジタ: すごいですね! まさに自社実践! それを実現できたポイントはどこですか?

サカグチ: やはり、「リアルの発信」だと思います。 当社では今社員全員が交代でブログ記事を書くようにしています。

やりたいことを貫いてウィルスタイルへ | Will Style Inc.|神戸にあるウェブ制作会社

2021年の新入社員の方のブログです。 次に入ってくるかもしれない方への共感バトンパスがすごいです。 ものすごく参考になります。

フジタ:「記事のパワー」はスゴイですね。 今回AmpのWEBページも私の想像を超える記事中心のページに仕上がりました。記事の反響も色々あって、久しぶりにあった人にブログ見てますとか、直接メッセージ頂いたりとか、すごく嬉しいです。

イケゾエ: 藤田さんの更新いつも楽しみにしています。 アプリで更新があったらアラートでるようにしています。 最初週一回くらいなんとか頑張ろうとおっしゃってたのに、最近の更新具合スゴイですね。 私は特に「提案」に関する記事を自分の仕事にすごく参考にしています。 ボクAmpのファンなんです。

Ampのネーミング、ロゴもここから生まれました

フジタ: 今回ほんとうに沢山の思いを聞いて頂いて、さらには、みなさんとお話していくうちに自分自身の考えもだんだんと変化していったりして、サイトの形じゃなくて、事業のそのものの形が見えてきた中で、社団法人として前面に活動されるより、何かサービス名みたいなものがあった方がいいですと貴社からご提案頂いて、すごく面白いと思いました。 なにせ、一案提案勝負でプレゼンさせて欲しいとうのには驚きましたよ。

オクダ: WEB制作の過程で、今回の事業について、背景にある会社、趣味、今までの人生、ありとあらゆることをお聞かせ頂いたわけですから、自分たちとして「これ!」というのを一発勝負でお出しするべきだろうと思いました。

フジタ: 電気工事業界特化型メディア「Amp」 見た瞬間にすぐ「これ!」と実は思ったわけじゃないんです。

オクダ: Ampの「カミナリ」ですよね(笑)

フジタ: それです。雷です。⚡ 20年以上電気工事業界にいるとこの「雷くん」、いろんなところで見るもので。。見飽きたといいますか、なんでしょう。。

オクダ: 私もかなり迷いました。 増幅していくという意味と、電気工事のみなさんが普段よくつかっているアンペアに由来してできた「Amp(アンプ)」はすごく私としてもしっくりきたんですが、ここで⚡なのか・・。 でも電気ってすぐわかる、電気工事業界で愛されるという目的は外せないと考えて、あえて雷にしました。

フジタ: 今では、あの雷くんがかわいくて、ものすごく気に入っています。Aのギザギザがケーブルストリッパー(工具)の刃に由来しているのもさらにナイスです。 Amp(アンプ)という音は最初からすごく気に入っていて、いいロゴを作って頂いて大変感激していました。

さらに嬉しかったのは「メディア」としてくださったことが、本当に私のしたいことをご理解頂いてるんだなと、心から感心していました。 基本は、おもしろい、ワクワクするような、あくまで「コンテンツをつくり出すこと」をやりたいので、なんか組織をつくるとかそういうことでなかったからです。 本当にありがたかったです。 今では、様々な方から「Amp、Amp」と普通に聞こえてくるのが大変幸せです。

オクダ: 私たちも社内で相当議論して、この案に到達しました。 藤田さんへのプレゼンの時は、かなりドキドキでしたが、気に入って頂いて本当によかったです。 社内でまとまった時は、藤田さんAmpTシャツすぐつくるなぁとか、みんなで話していました(笑)

フジタ: Ampは Lamp(ランプ)や Camp(キャンプ)といった「灯す」「人があつまる」といったイメージの言葉にも使われていて、すごく「やさしさ・暖かさ」みたいなものも後から感じてきました。 そろそろAmpティー作らなきゃ(笑)

ほんとうに上質なWEB制作過程の体験でした

フジタ:お話が進んでいくうちにこの事業を進めていくことにどんどん自信が湧いてきました! こんな業界のお節介事業みたいなものが皆さんに受け入れられるんか、不安で不安で。。。

サカグチ:私どもとしては、ワクワクしかなかったですが、藤田さんでもそんなこと思っておられたんですね。

フジタ:正直運営の費用のことも考えなくてはいけなくて、最初は自分が経営する会社と関連付けてモデルを作りだしていましたが、みなさんとお話を進めて行くなかで、なんかその辺の事情みたいなものぜーんぶ削り取っていくことにしました。 ほんとうにやりたいコトだけをこのAmpでやる、そしてこのWEBサイトの深みをつくっていくことが、10年後、藤田勝彦一人の人間として、自分は何者なのかの答えにたどり着くのにやるべきことなんだという思いに至り、Ampは個人出資で運営しようと決めました。それからは色々スッキリして、ほんとうに気持ちよく、ワクワクで前に進んで行けてます。 多分みなさんとでなければ、中途半端なところで妥協した何かになっていたと思います。 常に「これは坂口さんに突っ込まれるな~、やめとこ」と思いながら削り取っていました(笑)

サカグチ:これから、活動が進まれていく中で藤田さんの思いに共感する人がドンドン増えていって、思ってもみない何かに変わっていくんじゃないでしょうか。

フジタ: そうなってくれると嬉しいですが、あせらず少しづつの積み重ねだと思います。今回ウイルスタイルのみなさんと共にした時間は私にとって本当にありがたい、上質な時間でした。 WEBサイトの制作って素晴らしいお仕事ですね。 勝手に、私の人生で絶対に忘れることのできないチームとなっています(笑)

サカグチ: 私たちもチームAmpの一員としてAmpの発展お手伝いしたいので、引き続きよろしくお願いいたします。

Amp x willstyle で 電気工事会社さまの課題解決サポートしませんか

サカグチ: いきなり事業といってもなんなんで、もしこれを読んでくださっている方で自社の事業見直し、採用強化、といったこれからの成長したいなと思われている業界の方おられたら、Ampさんでどなたか選定してもらって、いっしょに成功事例つくりませんか。

フジタ: それはありがたい提案ですね! 私の方で電気工事会社さんの選定してみます。 きっと喜んでくださる方いらっしゃると思います。 これについてはまた改めてお話進めさせてください!

本当にありがとうございました

AmpのWEBサイトを作って頂いたウイルスタイルさんの仕事の進め方を見て、大変勉強になりました。 最初早く見たかった、カッコいいWEBサイトデザインを見せて頂いたのは本当に一番最後でした。 それは、私のやりたいことの「本当の」形を削り出すことをしっかり時間をかけて頂いたからだと思います。 最後に見たWEBデザインは「カッコいい」ではなくて、「相応しい」ものができたと思っています。 本当にありがとうございました。