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Ampのオフィスが完成しました

みなさんこんにちは、Ampを主宰するイーエンジニアジャパン代表理事 藤田勝彦です。

すばらしい電気工事業界の魅力を世の中につたえるのが仕事です。

兵庫県で電気屋さんを経営しています。

いよいよAmpのオフィスが完成し、5月31日から正式に活動開始となりました。

照明器具をつくる人、アカシテックス代表の明石さんから始まった。

兵庫県の電気工事仲間の明石さんは、電気工事業の傍ら、照明器具の製作活動をされていまして、あるとき私が自宅で利用するためのスタンドライトの製作をお願いしました。「インダストリアルヴィンテージ」な雰囲気に明石代表の人としての暖かさが加わった、唯一無二のスタイルです。 大変気に入って使っていました。

みんなのクラブハウスをつくろう。

Ampのオフィスが神戸市の兵庫県電気工事工業組合さまの本部ビル内に決定した時点で、Ampの活動を象徴するオフィスにリノベーションするためにすぐ頭に浮かんだのが明石さんでした。

明石さんと、三宮のお寿司屋さんで、電気工事業界のこれからのことや、Amp設立の思いなど語りつくした上で、明石さんの世界観でAmpのオフィスを作って欲しいとお願いしました。「電気工事に関わる人みんなのクラブハウス的存在になればいいなと」お互いの思いが一致してプロジェクトがスタートしました。

Amp自体はまだ収入もない思いだけでスタートした事業ですので、予算もそんなにないと伝えたところ、明石さんは「お金じゃないです」と男気と共感で応えてくれました。そのかわり私は、照明器具から始まるこの空間のスタイルを日本全国に発信しますと約束しました。

「世界観」を仕事にしたい

明石さんは全日電工連主催の電気工事技能大会の関西大会にも出場された、電気工事技術者としてスゴイ人です。 電気工事のお仕事についても家から店舗、高圧工事も得意と、今までの経験でなんでも対応できる人でありますが、もともと「モノづくり」がすごく好きで、製品・作品といった形を仕事にしたいということで、照明器具製作に取り組んでこられ、 店舗のオリジナル照明やオリジナル看板灯、家具の製作などされて地元の方の要望に対応する活動を行ってこられました。

今回Ampのオフィスを手掛けることを機会に、次のステージとして「世界観」を提供する仕事をしていきたいと、このオフィスを最初の仕事(作品)として受けて頂きました。

私としては大体のこのオフィスでやりたいこと(動画発信のスタジオとして使用したいなど)機能として必要なこと、どのように世の中や業界に発信したいかの思いだけお伝えして、基本的には明石さんにお任せして作品とすることとしました。

一般的な内装屋さんに依頼するようなものではなく、多少の色、寸法の打ち合わせはするものの、図面や仕様書もなし、時々LINEにおくられてくる写真を見て「楽しみ~」と思ったり、ちょっとした質問に回答する程度でした。 正直なところ、私自身は自社の内装や家も詳細までかなりこだわって作ったし、工事に関わる人として図面・計画をしっかりと詰めてコトを進めることが染みついているので、今回の進め方・・お任せしたものの・・・自分が我慢できるか心配でもありましたが、不思議と明石さんの「世界観」に引き込まれ、同じようにAmpの思いを表現してくれていることに、共感することしかありませんでした。

ついに完成!

一つ上の階にある兵電工の事務局員さんも、時々工事途中にAmpオフィスを覗いて下さって、「いいな~いいな~」と言ってくださって大変ありがたかったです。 明石さんのつくる照明器具と同じで、カッコいいだけでなく「人としての温かみ」のあるオフィスに仕上がりました。 自宅のリノベーションの時、ネットで探した業者さんにお願いしました。その理由は、知っている方だと、あれこれ要望しにくくなるのではないかと思ったからです。 ただ引き渡しに至るまで本当に疲れたことを思い出しました。 今思えば、こだわりすぎて疲れはてたんではなくて、「作る人(人となりも含め)」が見えてないことがストレスになっていたように思います。

人がつくること、人につくってもらうこと

やっぱり、単に業者に発注するということではなく、「人」に作ってもらうものって素晴らしい体験です。

工事を提供するということは、作られているその場所、設備でどういうことを感じたい、その場所からその先にいるだれかに何を届けるのか、そういったことを作る側、作ってもらう側が、共に理解を深めていく体験なのだと思いました。

私たち電気工事会業界は、会社であろうと、個人であろうと、そういう体験をお客様に提供できる素晴らしい仕事だと改めて思います。

アカシテックス代表の明石さん本当にありがとうございました。 明石さんの紹介やAmpオフィスの詳細の紹介は近日続編にて。

兵庫県電気工事技術会館2F Amp にカフェでお茶一杯の感じで、気軽にお寄り頂ければ幸いです。

いよいよここから出発です。 今後ともよろしくお願いいたします。

最後までお読みいただきありがとうございました。